「発送番号」とは?
こんにちは、兵庫県 西宮市の弁理士・倉橋です。
日中は暑くて、夜は寒い…そんな季節です。皆さん、体調崩されませんようお気をつけください。
さて、本日ご紹介したいのは「発送番号」です。
とりあえず、3回に亘って解説してきた番号シリーズは本日で終了となります。他にも出願番号や登録番号などもありますが、それは何となく理解できると思われるので(;’∀’)
『発送番号』とは?
「発送番号」とは、特許庁から送付されてくる各種書類のヘッダ部分(上の方)に記載されている6ケタの数字・番号のことです。つまり、「発送番号」は、特許庁が記載してくるので、出願人には選ぶことはできません。
発送番号は、
例えば、「拒絶理由通知」や「拒絶査定」「登録査定」「補正指令」「手続却下」の書類など、特許庁から通知されてくる様々な書類に記載されています。
なぜ『発送番号』を付けるのか?
発送番号を付ける理由は、
特許庁での事務作業の効率化のためです。
特許庁は、日々様々な書類を受領してます。
しかし、どの手続きに対する書類なのか分からなければ、確認するのに多くの労力と時間がかかってしまいます。
特許庁としては、この発送番号を確認すれば、どの手続きに対する応答書類か確認できるため、確認作業の手間が削減できるという訳です。
ですので、特許庁から通知されてくる各種書類への応答には、基本的に「発送番号」の記載が義務付けられています。
特許庁への手続きには様々な番号やルールがあります。
これらを聞いて大変だと思われた方も多いとは思いますが、ご安心ください。
そんなときのために、我々専門家(弁理士)がおります。もしも大変だとお感じの場合は、煩雑な作業を専門家に任せて、ご自身の事業に専念ください。
それでは!