出願の「整理番号」とは?

こんにちは、兵庫県 西宮市の弁理士・倉橋です。

今日が3月最後の日、週明けの4月3日から新学期という方も多いのではないでしょうか。

 

 

さて、本日ご紹介したいのは「整理番号」です。
先日、特許庁の手続きには様々な番号が付いて回ることに気付きました。私たち弁理士にとっては日常的なことでしたが、普通に考えたら番号が多すぎですよね(;^ω^)

 

『整理番号』とは?

「整理番号」とは、他の出願と区別できように、出願書類(願書)に出願人が任意に記載(記録)できる番号のことです。つまり、「整理番号」は、特許庁への出願書類に出願人が記載する番号です。

 

整理番号は、「特許出願」や「実用新案登録出願」「意匠出願」「商標出願」の願書に記載する欄があります。

なお、整理番号は、

10桁以下であれば、英字(大文字)・アラビア数字・「-(負記号)」又はこれらの組み合わせた任意の記号を選択できます。

 

私のこれまでの経験では、
社内の「業務番号」や「事件番号」「出願日」「自分の好きな番号・記号」などを『整理番号』に選ばれるお客様が多いです。

 

 

特許庁への出願・手続きでは、これ以外にも「識別番号」「出願番号」「登録番号」「発送番号」など、実に様々な番号・記号が登場します。

 

手続をスムーズに行うためには、これらの番号がどのような関係になっているか紐づけが重要となります。
特に複数の出願を行う場合や、外国にも出願する場合となると、さらに多くの番号が登場してきて管理は大変になっていきます。

 

 

これを聞いて大変だと思われた方も多いとは思いますが、ご安心ください。

そんなときのために、我々専門家(弁理士)がおります。もしも大変だとお感じの場合は、煩雑な作業を専門家に任せて、ご自身の事業に専念ください。

 

 

それでは!

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