【2024年6月第1~2週目】気になったニュースを紹介&解説5

こんにちは、兵庫県 西宮市の弁理士・倉橋です。

 

 

今回は少し趣きを変えて、2024年6月1~2週目までのニュースで気になった記事をピックアップして、解説したいと思います。

 

ロボットが自ら学習し続け、最も効率的な形状を模索し続けるマシーン

ボストン大学工学部の研究室が、ロボットが自ら学習しながら、最も効率的にエネルギーを吸収する形状の物体を模索し、75.2%のエネルギー吸収効率を持つ構造を発見したと発表しました。

参考記事:「ボストン大学、自律型ロボットが最高の衝撃吸収形状を発見

 

手順としては、サイトに埋め込まれた動画を視聴すると一目瞭然ですが、

❶まず3Dプリンターで小さなプラスチック構造体を作り、
❷それを平らな金属面に移動させ、一定の圧力で押し潰す。
❸その際、ロボットは構造物がどれだけのエネルギーを吸収したか、圧縮された後に形状がどのように変化したかを測定し、データベースに記録する。
➍その後、潰された物体を箱の中に落とし、金属板をきれいに拭き取り、次のプラスチック構造体を印刷して再テストする

という手順を繰り返すとのこと。

 

まさにロボットは疲れることなく、延々と実験を繰り返すというわけですね。
この調子で実験を続けることで、人間では考えもつかなかった形状、かつ、高効率な衝撃吸収形状を発見できるというわけです。

 

いずれ、人間の作業はかなりの部分がロボットに置き換わるといわれるのが良く分かりますね。
これからも休むことなく人類の発展に貢献し続けてくれるロボット達に感謝です♪

 

人類の悩みがまた一つ解決か!?「わきが」の臭いの原因菌だけを破壊する酵素の合成に成功!

大阪公立大と東京医科学研究所、化粧品大手企業のマンダムが、
「わきが(腋臭症)」の原因となる数種類の細菌を特定し、その細菌のみを破壊する酵素の合成に抵抗したと発表しました。

参考記事:「読売新聞オンライン 「わきが」原因の細菌特定、においの原因菌だけ破壊する酵素の合成にも成功

 

 

これまでは、アポクリン線を取り除くか、汗の出る汗腺を焼き切ってしまうかしかなかったのですが、この酵素を使えば、大掛かりな手術をすることなく治療ができるとして注目されています。

「わきが」で悩まされている人はかなりの数に及ぶと思われますし、自分のニオイが気になって行動が制限されている自己臭恐怖症の人にとっても、この研究成果は朗報ですね。

 

病院で処方してもらうのか、デオドラントとして市販される形になるのかは分かりませんが、早く実用化されると良いですね。
人類の悩みが科学の進歩によって、また一つ解決されるかもです♪

 

 

全国系交通ICカードに空白地ができる!? 一方で、クレジットカードなどのタッチ決済は拡大中

先月、熊本県内の路線バスや鉄道を運行する5つの事業者が、全国系交通ICカードを廃止してクレジットカード等のタッチ決済を導入すると発表しました。

参考記事:「Yahoo!JAPANニュース 熊本電鉄など、「全国系ICカード」取扱廃止を発表–クレジット決済に置き換えへ、背景は?

 

 

交通系ICカード対応の機器更新にかかるコストが大きいことから廃止を決めたとのこと。交通系ICカードの種類は非常に多く、実機も900台に及ぶことからコストも膨大になるためとのこと。

一方で、クレジットカード決済は外国人などにも利用しやすいという利点がある模様で、改札でもクレジットカードなどのタッチ決済は全国で徐々に広がりをみせています。

 

全国交通系ICカード導入後に廃止した例は全国初ですし、
コストを理由に他の地域の交通企業も追随する可能性もあるため、注目を集めています。

全国系交通ICの利点は、やはり乗り換えの度に切符を買わずに済むことですよね。「券売機で切符を買うのが面倒」「いきなり改札で止められたくない」という声は多そうです。
シームレスに乗り継ぎができることが全国交通系ICカードの最大のメリットなので、全国交通系ICカードでカバーできない地域ができてしまうとメリットが薄れてしまいます。

 

交通会社の経営判断次第ですが、全国各地の交通機関を一つの手段で移動したいというのが本音。

いまのところ利用者としては、全国交通系ICカードや、タッチ決済可能なクレジットカードなどを複数の決済手段を持っておくのが無難なようです。

 

 

 

キッザニア福岡に「弁理士事務所」パビリオンが登場!

キッザニア福岡で期間限定(7/1〜7/7)の弁理士事務所パビリオンが開催されます。
期間限定「弁理士ウィーク」にて、弁理士や知的財産について学ぶとともに、商標出願業務を体験できます。

 

甲子園でもやってほしいなー笑

参考記事:「キッザニア福岡 期間限定「弁理士ウィーク」

 

 

関電子会社がエビの陸上養殖に成功! 黒字化の影にテクノロジーの進化も

関西電力の子会社が、エビの陸上養殖に成功したというニュースで、畑違いの分野ですが、キッカケは社会貢献のためとのこと。

参考記事:「CNET Japan 関西電力子会社がエビの陸上養殖に成功–異業種参入で日本の自給率向上に挑戦

 

もともと、関西電力は、発電所の取水口部分の水質改善のために開発した光合成細菌関係の特許を保有しており、細菌によって水を浄化する特許技術の副作用として、エビの成長が促進されるというのが分かっていました。

特許化の際にエビ養殖を手掛ける企業に研究を依頼していたことがあり、その縁でタッグを組んだことが、今回の成功に繋がったようです。

 

 

単なる陸上養殖ではなく、今回のエビ養殖は「完全閉鎖循環式」と言われるもので、簡単にいうと小さなエコシステム(生態系)を工場施設内に作ってしまうというもの。コスト問題は、単価の高い品種を養殖することの他、DXによる一匹にかかるコストカットによって黒字化を行ったとのこと。地道な販路開拓によって成功が見えてきたのが良く分かりました。

 

異常気象によって植生変化や生息域の変化が起こっており、日本各地で昔ながらの特産品をこれまで通り収穫することが難しくなっているケースも散見されています。陸上養殖(完全閉鎖循環式)が、異常気象による諸問題の解決策の一つとなるかもしれませんね。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今後も気になったニュースをご紹介したいと思います。ご質問やご相談がある方は、お気軽にお問合せください。

それでは!

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