税務署の記帳指導を受けられることになりました!
こんにちは。兵庫県 西宮市の弁理士・倉橋です。
突然ですが、タイトルにもあるように、税務署の記帳指導を受けられることになりました。
今回は、税務署の記帳指導について簡単に説明したいと思います。
目次
記帳指導とは
「記帳指導」とは、(希望者に対して)帳簿の付け方から決算・確定申告の手続きを、税務署が税理士に指導するよう委託しているものです。
希望者は、無料で税理士や指導員などからアドバイスを受けることができるメリットがあります。
参考サイト:「 国税庁 記帳の仕方が分からない方へ 」
実は、去年(2020年)の記帳指導も申し込んでいましたが、定員オーバーということで、受けられませんでした。1年越しでようやく記帳相談できることになりました。
むしろ、持続化補助金(一般型)を受けることになった今年(2021年)に相談できて良かったなと思いますね。
それ以外に帳簿の付け方が分からないときは?
税務署の記帳相談以外に、帳簿の付け方が分からない場合は、次の方法があります。
(1)税務署の職員に質問する
(2)商工会議所・商工会の確定申告相談会
(1)実を言うと、私は毎年 確定申告の時期には、税務署(記帳指導担当)に質問しにいってました。
勘定科目や帳簿の付け方など初心者の頃に大分お世話になった記憶があります。但し、確定申告の時期は大変混み合っているので、長時間待たされることが多いので注意が必要です。
(2)商工会議所(または商工会)などが、個人事業主などを対象として確定申告相談を無料で行ってくれている場合があります。
確定申告相談では、商工会議所などから委託を受けた税理士の方が対応してくれます。
私の場合、去年(2020年)の確定申告ではこちらを利用させてもらいました。
やはり確定申告書類を、税理士の方にチェックしてもらえるのは心強いですね。
記帳指導を受ける利点
上で少し述べましたが、税理士に直接 記帳の方法や質問できる点(マンツーマンで質問できる点)が大きなメリットです。
私の場合、今年は「持続化補助金(一般型)」を受けることで、記帳の仕方が複雑になりそうでした。そのため、記帳指導で帳簿の付け方をピンポイントで指導してもらえるのは非常にありがたいですね。
参考記事:「 持続化補助金(一般型)を受けることができました・注意点あり 」
記帳の仕方は開業後まもないうちは不安なことが多いと思いますので、自己判断せず「税務署の記帳指導」を受けたり、お近くの商工会議所や専門家(税理士)などに相談してみてくださいね。